ご覧頂きありがとうございます。こちらは、旧日本海軍（大日本帝国海軍）の太刀型軍刀の出品となります。刀身は模造刀身が入っています。 この度コレクション整理に伴い、ご縁があれば手放すことを検討しております。 海軍刀は実戦志向の陸軍刀に比べて儀仗の毛色が強く、サーベル式軍刀から太刀型軍刀に移行しても、儀礼刀の雰囲気が色濃く残っています。 黒を基調として金色の装飾金具が付く様は、とても華麗で美しいです。 状態ですが（あくまで主観ですので、個人差はあるかと思いますが）、写真の通り、外装の程度は非常に良いと思います。金色の装飾金具はハゲ、サビ、変色等、ほぼ見受けられません。 鞘の方も、よくある漆の劣化や変色、鮫皮の傷み等ほぼ無しで非常に状態が良く、柄巻きも綺麗です。 綺麗すぎて複製品かと思ってしまうくらいですが、複製品は黒塗り木鞘仕様であり、鮫皮研ぎ出し仕様のものはまず見たことがありませんので、当時ものだと思います。 もちろん柄も樹脂製ではなく、鮫皮覆いです。 あと、駐爪は少し偏心がありますがしっかり掛かります。模造刀身は後から合わせられたようで、鍔や切羽等との取り合いにはガタがあるようです。 その他詳細につきましては、写真でもご確認頂ければと思います。 とは言え、いかんせん年代物の骨董品であり、経年の劣化もあるかと思いますので、念のため「傷や汚れあり」にて出品させて頂きます。神経質な方、完璧を求められる方はご遠慮下さいませ。 また素人自宅保管の品となりますし、お安い買い物ではないかと思いますので、誠にお手数ですが、良くご確認頂きまして、慎重にご検討頂ければと思います。 以上、よろしくお願致します。